地震・津波と車についてお伝えしてきましたが、車が津波などで海水に浸かってしまったら、もうその車を動かそうとしてはいけません。
2004年香川県の高松市で台風による高潮で海水に浸かった車が、次々と自然発火することがありました。
淡水は電気を通しませんが、海水は電気を通します。
キースイッチが切れた状態であっても、バッテリーが接続されている場合、バッテリーの端子位置まで海水に浸されると車が炎上する恐れがあります。
【海水に浸かった車処置】
・エンジンをかけない
・電気自動車(EV)・ハイブリット車(HV)は触らない
・バッテリーの端末(マイナス側)を外す
・外した端末がバッテリーと接触しないようにガムテープなどで処置する
【車内にいる時に発火したら】
出火する場所は、主にエンジンルームとトランクルームです。
可燃物が多い場所なので、消化することは難しい場所です。
車外に出ることが最優先です。
消化しようと思って、ボンネットやトランクを開けることだけは絶対にしてはいけません。
閉じられた空間なので酸素量がなく、今、そこは火の勢いも衰えた状態なのです。
それなのにボンネットやトランクを開けて、大量の外気を送り込むと“backdraft”現象が発生する危険があります。
【車の水没、どこまで大丈夫?】
時速10kmなら30cmの深さまでなら走行可能なようです。
時速が上がると、水の巻き上げる量が増え、エンジンルームに大量に水が入ったとのこと、走行はできたけどその後のメンテナンスが大変かと思います。
大雨や津波での浸水は、水も濁っているはずですので、道路の様子がよくわかりません。
道路かどうかもわかりません。
時速10kmを目安に走るのが良さそうです。
(参考JAF:浸水深と自動車走行についてhttps://jaf.or.jp/common/attention/tsunami)
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