動鳴気峡をご存じでしょうか。
「どうめききょう」または、「どめききょう」と呼ばれるその場所は、和歌山県田辺市にあります。
漢字の並びからして、何やらおどろおどろしい雰囲気が漂っているように感じるのは私だけでしょうか。
このような名前がついているのは、段差の大きい渓流で、川底の甌穴(おうけつ)と呼ばれる円形の穴に、川の水が大きな音を立てて流れ落ちることに由来しているようです。
どのようにして岩石に穴ができるのかというと、川底の岩石のヒビなど弱い部分があると、水流によりそこから侵食し、その隙間に石などが入ると、くぼみの中で転がります。
小さな石が、長い年月をかけて円形の穴に仕上げていくのです。
和歌山県は、奇岩の多い地域です。
川底が岩であるのと同じように、地上は岩山が並んでいます。
変わった形の大きな石が、岩肌をむき出しにしてごろごろと並んでいますが、どの岩も北側の斜面が絶壁となっています。
この変わった形を遠くから見ると、ヒキガエルの群れが点を仰いでいるように見えるのだとか。
その姿から、この岩をひき岩群と呼び、この地域は「ひき岩群国民休養地」に指定され、景勝地として知られています。
動鳴気峡は、この「ひき岩群国民休養地」の中にあります。
岩口池周辺の遊歩道に、ソメイヨシノやヤマザクラが500本ほど咲き誇っているそうです。
今年の桜まつりは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりましたが、動鳴気峡夜桜ライトアップは開催されます。
<動鳴気峡夜桜ライトアップ>
2022年3月26日(土)~4月10日(日)
時間:18:00~22:00
駐車場:第一駐車場 70台
第二駐車場 10台
昼間は、ひき岩群を歩くのも楽しいかもしれませんね。
市街地に近いのでアクセスが良く、市街地が近くにありながら豊かな自然と絶景を満喫できる景勝地です。
岩の上を歩くので、足元などの準備をしておく必要がありますが、2〜3時間で回れるようです。
ふるさと自然公園センターでは、季節に応じた自然体験・観察教室を実施しているのでそれらのイベントに参加して、ここでしか知ることのできない楽しみを満喫してみるのはいかがでしょうか。
<ふるさと自然公園センター>
https://www.tanabe-kanko.jp/view/shisetsu/shizencenter/
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