前回よりセルフガススタンドデビューの方に向けて、また、すでにお使いの方の安全確認していただけるように、セルフガソリンスタンドで気をつけるポイントをご紹介しています。
ぜひ、目を通していただければと思います。
今回は、ガソリン給油時に、ガソリンが吹きこぼれてしまう危険なトラブルについてご紹介します。
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┃1┃なぜ吹きこぼれるのか?
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セルフガソリンスタンドでの給油は、満タンになれば自動的に止まる仕組みになっています。
「いつか止まるのだろう」とよそ見しながら待っていると、手元でガソリンが溢れ出したら驚き慌ててしまいますよね。
「自分のせいなのか!?」
「スタンドに問題があるのか!?!?」
初めてなら、全く分かりません。
まずは、「溢れることがある」ということを頭の片隅に置いて、注意しながら給油を始めてくださいね。
なぜ「ガソリンが満タンになった」ということがわかるのかというと、満タンになったことをチェックしている装置が給油ノズルの先端についています。
燃料を吐出する部分とは別に、空気を通す穴が開いているのです。
給油している間は、その穴を通ってタンク内の空気が抜けていきますが、満タンになるとガソリンでその穴がふさがり、給油をストップするというスイッチが入ります。
この穴次第なので、満タンになる前に給油がストップすることも。
給油の方法によっては、ストップ機能の作動が間に合わないこともあるので、次の項目で「拭きこぼさないための給油方法」をお伝えしたいと思います。
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┃2┃拭きこぼさないためには?
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ガソリンの吹きこぼれを阻止するためには、一般的にこれらの注意点が上げられています。
①給油ノズルを奥までしっかりと差し込む
②給油するときは、レバーが止まるところまで握りこむ
③給油が止まったら、満タンでなくてもそこで終了し、無理やり給油を試みないこと
④給油後は、ノズルを確実に元の位置に戻すこと
簡単に言えば、
「ノズルをしっかり差し込んで!」
「レバーをしっかり握って!」
「止まったら終わり!」
「レバーをもとの位置に戻す!」
です。
ところが、注意していただきたいのは、<ノズルと車の相性>。
石油連盟 等が2006年に実施した「ガソリン吹きこぼれに関する実態調査報告書」によると、車種によって適切な差し込みの深さや角度が変わってくるということがわかったようです。
そして、最近1年間で吹きこぼれが発生した報告を見ると
セルフスタンドでの吹きこぼれ…95.5%
フル給油所での吹きこぼれ…77.6%
とあり、ガソリンスタンドの従業員でさえかなりの吹きこぼしを経験していることに。
従業員は経験上車とノズルの適合性に問題があるのを認知していて、車種に合わせて流量などを調節しているとありました。
素人の私たちが吹きこぼしても仕方がないことなのかもしれませんが、慣れないうちは油断せずセルフスタンドを利用したいですね。
吹きこぼれた際は、引火の危険がありますので、ノズルはそのままにして従業員に声をかけましょう。
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