<雨の日の運転が不安な方へ>
6月は梅雨の真っ只中。連日の雨で、通勤やお出かけの際に「運転が怖いな…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、雨天時の事故率は晴天時に比べて約5倍と言われています。
その大きな要因が、「視界の悪化」と「ブレーキ性能の低下」。
この2つのリスクをしっかり対策しておけば、梅雨のドライブも安心して楽しめます。
今回は、梅雨時期の安全運転に欠かせない、基本メンテナンスのチェックポイントをご紹介します。
<ワイパーの拭き取り性能、大丈夫ですか?>
まず確認したいのがワイパー。
雨の日に視界を確保するための大事なパーツです。
ワイパーゴムは1年に1回の交換が目安。
ゴムが劣化していると、拭きムラが出たり、ビビり音がしたりして運転中の視界を妨げます。
特に梅雨は雨量が多くなるので、早めの交換がおすすめです。
また、ウィンドウに撥水コーティングを施すことで、水滴が流れやすくなり、さらに視界がクリアに保てます。
<フロントガラスやサイドミラーの曇り対策も忘れずに>
雨の日は湿度が高く、車内が曇りやすくなります。
デフロスターやエアコンの内気・外気モードの使い方を見直すだけでも、曇り防止に効果的。
さらに、フロントガラスの内側を専用クリーナーで拭いておくと、曇りが軽減されます。
サイドミラーには防曇スプレーを使うのもひとつの手。
安全な車線変更のためにも、ミラーの視認性を確保しておきましょう。
<ブレーキの効きが悪くなる前にチェックを>
雨の日は路面が滑りやすく、制動距離が延びがちです。
ブレーキパッドの残量やローターの状態をしっかり確認しておきましょう。
踏み込んだ時の違和感や音が気になる場合は、整備工場での点検をおすすめします。
また、ブレーキオイルの劣化も見逃せません。
吸湿性のあるオイルは、湿気が多い梅雨時期に性能が落ちやすいため、定期的な交換が必要です。
<タイヤの溝と空気圧、侮れません>
雨天時のスリップ防止に欠かせないのが、タイヤの状態。
タイヤの溝が少ないと排水性能が落ち、「ハイドロプレーニング現象(タイヤが水に浮いてハンドルが効かなくなる)」のリスクが高まります。
溝の深さは1.6mm以上が保安基準ですが、雨の日の安全を考えると4mm以上が理想。
さらに、空気圧が不足していると接地面が変わり、グリップ力が低下するため注意が必要です。
<ライト類の点検も忘れずに>
雨で視界が悪い中では、ライトの存在が重要になります。
ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー、リアフォグなど、すべてのライトが正常に点灯するかを事前に確認しておきましょう。
汚れやくもりがあると照度が下がるため、レンズの清掃や曇り止め対策もしておくと安心です。
<梅雨でも安心ドライブは「備え」が決め手>
梅雨の道路環境は、乾いた季節と比べて危険が増すもの。
でも、事前にしっかりとメンテナンスしておくことで、安全性も快適性もグッと高まります。
ロータス京都では、ワイパーやタイヤの点検はもちろん、ブレーキ整備や撥水施工まで幅広く対応しています。
梅雨の運転に不安がある方は、ぜひお気軽にお近くの店舗までご相談ください。
<ロータス京都>