<梅雨時期の事故リスク、実は“タイヤ”がカギを握る>
6月に入り、雨の日の運転が増えるこの季節。
「雨の日は運転がしにくい」「滑りやすくて不安」という声をよく聞きます。
そんな雨天時の事故リスクを大きく左右するのが、実は“タイヤの性能”。
濡れた路面では制動距離が伸び、スリップのリスクも高まります。
今回は、雨に強いタイヤの選び方や、滑りにくくするための基本知識をご紹介します。
<雨に強いタイヤ=「ウェット性能」に注目>
まず注目したいのが、タイヤの「ウェット性能」。
これは、濡れた路面でのグリップ力や制動力を数値化した性能で、ラベリング制度でも「ウェットグリップ性能」として表示されています。
アルファベットで「a〜d」などと表記されており、「a」が最も性能が高いことを示しています。
雨の日の安全性を重視するなら、まずはこの「ウェット性能a」のタイヤを選ぶことをおすすめします。
<排水性が良いタイヤパターンを選ぼう>
雨に強いタイヤを選ぶ際、トレッドパターン(接地面の溝のデザイン)も大切なポイントです。
「非対称パターン」や「方向性パターン」など、排水性に優れた設計のものは、タイヤと路面の間の水を素早く逃がし、ハイドロプレーニング現象を防ぎやすくなります。
特に、高速道路をよく利用する方は、タイヤの排水性にこだわることで安心感が大きく変わります。
<タイヤの溝、残ってますか?>
いくら高性能なタイヤでも、溝がすり減っていると意味がありません。
タイヤの溝は新品で約8mmほどですが、3〜4mmを下回ると雨天時のグリップ力が一気に低下します。
保安基準上の使用限度は1.6mmですが、それ以下になる前に交換するのがベスト。
また、スリップサインと呼ばれる「タイヤの使用限界」を示すサインも確認しておきましょう。
雨の多い時期こそ、こまめな点検が命を守ります。
<タイヤの空気圧も忘れずに>
滑りにくい運転のためには、タイヤの空気圧管理も大切です。
空気圧が低すぎると接地面が増えて燃費が悪化するだけでなく、タイヤのたわみによって排水性能が落ちることもあります。
逆に高すぎると接地面が狭くなり、グリップが不安定になります。
月に一度は空気圧をチェックし、車種ごとの推奨値を守ることが重要です。
ロータス京都では、無料で空気圧チェックも承っております。
<雨の日が多い日本だからこそ、タイヤにはしっかり投資を>
日本の年間降水日数は全国平均で約120日。
つまり、1年の3分の1は雨が降っているということになります。
だからこそ、「滑りにくいタイヤ」を選ぶことは、単なる快適性ではなく、安全への投資でもあります。
雨の日のブレーキ性能やコーナリングの安定性は、家族や大切な人を守るための必須ポイントです。
<タイヤ選びに迷ったら、プロに相談を>
「ウェット性能が高いタイヤって具体的にどれ?」「自分の車に合うのはどれ?」と悩んだら、ぜひプロに相談してください。
ロータス京都では、お客様の車種や使用状況、ご予算に合わせて最適なタイヤをご提案いたします。
新品交換はもちろん、タイヤ点検・空気圧調整・アライメント調整までトータルでサポートいたします。
雨のドライブも、安全・快適に。
タイヤから安心を見直してみませんか?
<ロータス京都>