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高速道路で出口を通り過ぎてしまったら


高齢者による高速道路の逆走のニュースがたびたび放送されていますが、高齢者に限らず高速道路を使うという事は普段の生活範囲を越え、走り慣れない場所に行くという事なので、行き先を間違えてしまったり、出口を通り過ぎてしまうという事もあるかもしれません。
 
そのような時は、どのように対処すればよいでしょうか?
 
まず、絶対にしてはいけない事は、「Uターン(転回)」と「バック(後退)」です。
 
そして、することは「料金所のスタッフに伝えて指示をうける」ことです。
 
間違えて目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった場合、戻らずに次のインターチェンジで降ります。
インターチェンジ出口は、「一般レーン」を使用して、料金所スタッフに来過ぎたことを伝えます。
そうすると、料金所スタッフから戻る方法を案内してもらえます。
しかも、料金は降りたかった目的のインターチェンジまでの通行料金を支払えばよく、間違った分まで支払わなくてもよいのです!
 
降りたい場所で降りられなかった事でパニックになってしまいそうですが、対処法を前もって知っていれば冷静に次のインターチェンジを目指すことができますね。
 
分岐(ジャンクション)も間違えがちです。
「あっちの道に行きたかった」と慌てることなく、間違えて入った高速道路の最初のインターチェンジで係員のいる「一般レーン」に行き、間違えたことを伝えると対応してもらえます。
 
間違えて高速道路に入ってしまった時は、入り口料金所の通行券を受け取る機械のインターホンを使って高速道路に入りたくない事を伝えます。
 
料金所のスタッフにより、一般道に戻るための方法を教えてもらうことができます。
 
サービスエリアやパーキングエリアでは、本線車道に戻る時に進行方向を間違えないよう、発車する前に心を落ち着かせて確認してから出口を目指しましょう。
 
高速道路を逆走する人は高齢者とは限りません。
2017年の逆走した運転者を年齢別に見てみると、65歳以上が65%と確かに過半数なのですが、30歳~65歳が24%、30歳未満でも10%となっています。
残念なことに、逆走する運転手の中で故意に逆走する車が28%ありました。
この人たちは、「逆走・回転は死亡事故につながるほど危険」であり、間違えれば「次で降りればいい」と知っていれば、防げるグループです。
高速道路での逆走・回転でおこる事故のうち死亡事故になる割合は、事故全体の死亡事故と比べて40倍になります。
死亡につながる危険な運転ですので、「あ、間違えた!」とハンドルを切り返して絶対に戻ってはいけません。
 
ロータス京都では、皆様に安全に車を走らせていただくよう日々整備に力を入れています。
 
   

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