定期的にご紹介していこうと画策中のドライブ情報ですが、今日は丹後をお勧めしたいと思います。
冬の日本海は、太平洋にはない静かな海の色合い、冷たい空気が魅力的です。
そんな自然の厳しさを感じるからこそ、旅先で出会う人の温かさを感じることができます。
今、京都府が「海の京都」という事業を通して観光客を京都府北部地域(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)に送り込もうと、この地域の魅力を世界に発信しています。
京都府北部地域へのアクセスは、京都府南北をつなぐ京都縦貫自動車道が全線開通し飛躍的に良くなりました。
今なら、カニをはじめとする旬の魚介類や個性的な日本酒といった冬の味覚を楽しむこともできますので、冬のドライブにお勧めです。
その「海の京都」がお勧めするドライブコースは、海岸線を巡る絶景のコース「天橋立」⇒「伊根の舟屋」⇒「京丹後」です。
まず、「天橋立」ですが、これはみなさんよくご存じの場所かと思います。
(住所:京都宮津市文珠437)
天橋立を南側から一望できる展望所は文珠山山上にあり、ここから「股のぞき」して天の橋立をたのしみます。
冬場は空が曇りがちなので、橋がぼんやりしてしまうかもしれませんが、それも冬を感じるひと時ですね。
天橋立をご存知の方には、小天橋はいかがでしょうか?
京丹後市久美浜町湊宮にある砂洲で、かぶと山公園内の展望台から眺めるとこのような景色です。
「伊根の舟屋」は、1階が船のガレージ、2階が二次的な居室となった独特な建物構造を持った舟屋で、天橋立から車で30分ほどのところにあります。
海から眺めると、まるで海に浮かんでいるかの様に見えるので、その景色を存分に楽しめる「伊根湾めぐり遊覧船」はお勧めです。
30分弱かけて湾内を周遊し、舟屋の景色を海鳥と一緒に楽しむことができます。
伊根には、向井酒造という蔵元があり、女性杜氏のいらっしゃる蔵としても有名です。
赤米で作られた珍しいお酒「伊根満開」は、ロゼワインのような美しい色であるとともに、栄養分も豊富で、廊下を防いで美しい健康的な体へと導くお酒として女性に人気があります。
赤米は、古代米として昔から大切にされてきたお米で、今でも長寿米として珍重されています。
「カマヤ海岸」は、断崖絶壁のリアス式海岸が連続した海岸で、日本海の雄大な景観を楽しむことができます。
(場所:京都府与謝郡伊根町長延)
よそ見運転は危険ですが、それでも景色の良い所を走るのは気持ちのいいものです。
助手席の人が静かになって景色に見入っていても、そっとしておいてあげましょう。
「京丹後」までお届けするドライブ情報は、道半ばにして一度休憩させて頂こうと思います。
引き続きロータス京都「車あるある」をお楽しみください。