「車に乗る前に点検しましょう」という注意喚起は車を運転していると良く見聞きしますが、さて、何を点検したらいいのでしょうか。
実は、この「自動車の点検整備」は、【道路運送車両法第47条の2, 自動車点検基準第1条】で点検項目と日常点検のやり方が指示されていて、この点検の実施はユーザーの義務として法令で定められています。
「点検の結果、もし少しでも「いつもと違う…」と感じたら整備工場に相談してください」と国土交通省のホームページに記載されています。
乗車前には、必ず点検を行い、違和感を感じたら『ロータス京都』にご相談くださいね!
さて、点検項目についてご紹介したいと思います。
【車の周り】…4項目
・ランプ類の店頭・点検
車についている「ヘッドライト」「スモールランプ」「ブレーキランプ」「ウィンカー」などのライトが点灯・点滅の有無を確認し、レンズの汚れや損傷を点検します。
ライトが点灯・点滅しない場合はすぐに交換します。
・タイヤの亀裂・損傷の有無
タイヤの亀裂や損傷の有無を目や手で確認します。
タイヤに異物が付着していないか入念に点検し、タイヤが噛みこんだ異物はきれいに取り除きましょう。
タイヤが片方のみ減っている場合は要注意です。整備のプロに相談してください。
・タイヤの空気圧
タイヤの接地部のたわみ具合を目で見て判断します。(普段から見ていないとわかりませんね!)
接地部のたわみ具合で判断ができなければタイヤゲージを使って点検しましょう。
タイヤの空気圧が不足している場合は、指定空気圧まで補充します。
・タイヤの溝の深さ
タイヤの溝の深さが浅くないかをタイヤの接地面のスリップ・サインを目印にチェックします。
スリップ・サインは溝の深さが1.6㎜以下になると現れます。
溝の深さが足りないとスリップしやすくなり、雨天走行時はとても危険になります。
サインが現れたら早急にタイヤ交換をします。
スリップ・サインは、タイヤの側面にある三角マークの接地面に出ます。
あと、国土交通省の点検項目には入っていませんが、車の下やタイヤの上に猫が入り込んでいる場合があります。寒い時期は特に入りやすいので、それら小動物が入り込んでいないかついでにみておきましょう。
車の周りを見渡したら、次はエンジンルームを見ていきたいのですが、長くなりますので今回はここまでにさせて頂きます。
「ロータス京都」は、京都府下にある車の整備を得意とする会社の集まりです。
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点検して不安に思う事があればお気軽にお越しください。