南丹市園部町には、日本最後の城郭「園部城」や、るり渓自然公園やるり渓温泉など魅力あふれる場所があります。
日帰りドライブにいかがでしょうか?
まず、「園部城」ですが、日本で一番最後に造られた城だと言われています。
この園部の地は、1619年に小出吉親が起こした園部藩の地とのことですが、小出吉親はこの地に築城することを江戸幕府に願い出たものの許可が下りなかったため、天守や櫓を持たない陣屋という形になったようです。
「城」とは名乗れなかったものの構えは本格的なものだったようで、城へのあこがれは並々ならぬものだったのだろうと想像できます。
幕末に鳥羽伏見の戦いなどで京の治安が悪化した状況の中、山陰や大阪への交通の要所でもあった園部は、御所が責められそうになった折に速やかに天皇をお迎えできるよう守りを堅固に、籠城戦にも備えた天守閣や櫓などを築いて園部城と昇格したのが明治2年!
園部城は明治になって完成したお城だったのです。
ところが、明治5年には役目を終えほとんどを取り壊されることになります。
お城のあった場所には、園部高校や国際交流会館、園部町役場や裁判所などの施設が立ち並び、遺構は埋め立てられてしまったようですが、腸内のいたるところにまだ当時を思わせるものが残っているようです。
京都府立園部高等学校は、この園部城の櫓門をくぐって登校します。
お城好きの学生にはたまらない景色だと思います。
お城の跡に建っている学校は全国各地にあるようですが、お城の建造物が現存しているケースは少なく、園部高校のように城門を現役の校門として使っているケースは極めて稀なケースだとか。
さすが、明治にできただけあって十分に使える状態なんでしょうね。
さて、お城に興味がない方には、府立るり渓自然公園をお勧めしたいと思います。
春から秋にかけて、季節を楽しむのにぴったりな標高500メートルの位置にある、るり渓。
園部川が高原の傾斜を侵食してできた4kmほどの渓谷です。
前回(https://lotasclub-kyoto.com/aruaru/20200316-657/)、岩石について触れましたが、こちらでは上流部に花崗岩、下流部に石英粗面岩が見られ、個性豊かな景観を作り出しています。
清流の川の流れる音、鳥やカジカカエルの鳴き声を楽しむことができ、五感で自然を楽しむことができます。
るり渓自然公園の近くには、るり渓温泉があり、宿泊や日帰り温泉入浴、食事や、日帰りで準備も片づけも不要のバーベキューも楽しむことができます。
大自然の中で、地産の新鮮な食材を使ってのバーベキューが手ぶらで楽しめるのはいいですね。
テント付なので、雨が降っても大丈夫。
3月20日から11月29日まで楽しめるようです。
南丹市園部町にあるロータス京都加盟店はこちら。
<山下石油株式会社>
南丹市園部町美園町7-14-5
0771-62-0322
https://lotasclub-kyoto.com/shop/20190917-150/
・新車中古車の販売、車買取、車検整備、板金塗装、レンタカー、自動車保険、万が一の事故処理と車に関することは全て対応!
・ガソリンスタンドも併設している自動車販売店です。
<株式会社カードックオクムラ>
南丹市園部町南大谷外ノ鳥居27番地
0771-65-0300
https://lotasclub-kyoto.com/shop/20190917-153/
・新車販売、中古車販売、メンテナンス、板金・塗装、カー用品販売、自動車保険など車の事全般対応可能です。
ドライブの最中に、車に関するトラブルがありましたら、お気軽にご相談下さい。
《過去にご紹介したドライブ情報はこちら》
冬の日本海を愉しむドライブ<丹後編>
https://lotasclub-kyoto.com/aruaru/20200111-640/
冬の日本海を愉しむドライブ<丹後編> 続編
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閉塞感が辛くなったらドライブはいかがでしょうか?