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車内の異臭には注意が必要

前回(https://lotasclub-kyoto.com/aruaru/20200419-668/)、車内の臭い対策についてご紹介させて頂きましたが、今回は注意が必要な異臭についてご説明させて頂きたいと思います。


車を走行中に焼けたような、焦げたような異臭がした場合、大きなトラブルの前兆かもしれません。


<ゴムが焼けたようなにおいの場合>
エンジンから動力を伝達するゴムベルトにゆるみが出てすべり、摩擦熱からゴムが焼けるようなにおいがする場合があります。整備工場で点検が必要です。
タイヤのトラブルも同様の臭いがします。すぐに停車してタイヤに異常がないか目視します。触ってみて以上に熱くなっていないかも確認してください。

<炭のような焦げたにおいの場合>
ブレーキの過熱やクラッチディスクの摩耗によるクラッチすべりの可能性があります。
ミッション車を運転しだして間もない方が陥りやすいです。
クラッチのフィーリングに違和感を感じたら、次のような事に気を付けてみてください。

①エンジンの回転数が不意に上がる?
②クラッチペダルを踏み込んだ際に遊びが大きくなっている?
③ギアがつながりにくい時がある?
④クラッチを踏んでもギアが切れない時がある?

クラッチは消耗品です。
幾つか該当している場合は、すぐに整備工場で交換してください。

<排気ガスの臭いの場合>
車内で排気ガスの臭いがしても、窓から流れ込んできたと気にしない人がいますが、排気系のパーツのトラブルの場合があり、そのまま走行を続けるのは危険です。

排気ガスには二酸化炭素のほかに、人体に有毒な一酸化炭素も混ざっていますので、放置しておくと一酸化炭素中毒を起こしてしまうかもしれません。
排気ガスの臭いがしたら、「マフラーに穴や亀裂が発生していないか」すぐに車の点検をして下さい。
マフラーに異常がなければ、「チャコールキャニスター」という大気汚染防止機器が故障している可能性があります。
どちらにしても、整備工場でパーツの交換をして下さい。

EV(電気自動車)やPHV(プラグイン・ハイブリッド車)の場合の焦げ臭は、走行中ならモータやバッテリーの損傷・不具合、充電中ならコネクターや制御系の損傷・不具合が考えられます。
専用測定器がある整備工場での点検が必要になります。

ロータス京都では、EV(電気自動車)やPHV(プラグイン・ハイブリッド車)にも対応している加盟店がたくさんあります。
異常を感じられた時には、すぐにご連絡ください。
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安心・安全に乗って頂ける車に整備いたします。

 

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