車を購入したら、装備されているまま何気なく使っている人が多いルームミラーとサイドミラー。
実はミラーには「平面鏡」と「曲面鏡」という2種類野タイプが存在します。
「平面鏡」は距離感がつかみやすいのですが、映すことが出来る範囲が狭くなります。
「曲面鏡」は湾曲しているので広範囲を映しだすことが出来ますが、その反面距離感がつかみにくくなります。
色々な機能が付いたものもありますので、それらの中から自分に合ったミラーを選んでみたら、とても運転がしやすくなるかもしれません。
どんなミラーがあるのか見てみましょう。
【サイドミラー】
サイドミラーは、ついている場所により呼び名が変わります。
・ドアミラー
車の前席ドア外側にある、社外に取り付けられたバックミラーです。
車内から角度調整ができ、便利。電動調整が主流です。
・フェンダーミラー
前輪の上あたりにあるパネルに取り付けられたバックミラーです。
死角が少ないのがメリットですが、伝導でない場合はわざわざ下車して調整することになります。
クラシックカーなどにかっこいい印象が残るフェンダーミラーがついていますね。
タクシーにもよく使用されています。
これらサイドミラーは、左右の後方確認に使いますが、真後ろが見えません。
サイドミラーは外側に設置されているため、メンテナンスが必要です。
サイドミラーに雨粒がついてしまうと、風が当たらないのでそのままずっと残ります。
安全運転に障りが出ますので、「ミラーコーティング剤」を使って水滴を落とすようにメンテナンスをしましょう。
撥水性のコーティング剤なら、水滴をたまにして吹き弾き飛ばします。
親水性のコーティング剤なら、ミラーに水をなじませます。
バックミラーは道路運送車両法で設置が義務付けられた安全装置なので、法令で定められた基準で設置されていなければ車検を通ることが出来ません。
・走行中の振動でその機能が損なわれないように取り付けられていること
・運転席から左右の外側線上後方50メートルまでが見えること
以上2点を、最も基本的な設置基準としてあげています。
参照//https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-backmirror-cameramonitoring/
さらに機能的になったサイドミラーに、折り畳みができるものや、ウィンカーが付いたものがありますが、最先端の車はミラーレスです。
両サイドをカメラで撮影し、その映像を車内のモニタに映し出します。
サイドのみならず全方向をカメラで撮影することで死角がなくなるメリットがある一方、故障した際、カメラがない状態となるデメリットの方が勝り、本格的な実用化にはなっていません。
【ルームミラー】
ルームミラーにも「平面鏡」と「曲面鏡」のものがありますが、「防眩性能」のついた便利なルームミラーがあります。
夜間に運転する機会の多い人にはお勧めです。
バックミラーに映る後方の車のヘッドライトが、まぶしさを抑えます。
色々な機能が付加されたサイドミラー・ルームミラーがでていますが、せっかくついている純正品を外して付け替えるのですから、好感される際には今よりも視野が広がるか、きちんと固定できるかを確認してみてくださいね。
ロータス京都には、車の事なら何でも相談していただける加盟店がたくさん在籍しています。
サイドミラー・ルームミラーに関する事でも、お気軽にお問い合わせください。