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【愛車を守る!夏に気をつけたいタイヤの空気圧と摩耗チェック】

<夏の路面がタイヤに与える影響>

夏の強い日差しと高温のアスファルトは、私たちの体だけでなく車のタイヤにも大きな負担を与えます。
特に真昼の路面温度は60度近くに達することもあり、タイヤは常に高温下で酷使されている状態です。
空気圧や摩耗状態が不適切なまま走行を続けると、グリップ力の低下や燃費の悪化、最悪の場合はバーストといった重大なトラブルにつながりかねません。

家族を乗せたドライブや長距離移動を安全に楽しむためにも、夏こそ「タイヤの健康チェック」が欠かせないのです。

<空気圧が低いとどうなる?>

空気圧が不足すると、タイヤの接地面積が広がりすぎて余計な摩擦や熱が発生します。
その結果、走行中にタイヤが異常に発熱し、ゴムの劣化や変形を早めてしまいます。
特に高速道路を走行する際は発熱が増幅し、バーストの危険性が高まります。

また、空気圧不足は燃費にも悪影響を与え、家計にとってもマイナスです。
車種によって適正空気圧は異なりますが、運転席ドアの内側や取扱説明書に記載されている数値を目安に、月1回は必ず点検しましょう。

<空気圧が高すぎても危険>

「低いと危ないなら高めに入れておけば安心」と思われがちですが、それも間違いです。
空気圧が高すぎるとタイヤの中央部分だけが過度に摩耗し、接地面積が減少してグリップ力が低下します。
濡れた路面でスリップしやすくなり、ブレーキ性能も落ちてしまいます。

つまり、空気圧は「低すぎても高すぎてもダメ」。
正しい数値を維持することが安全と快適な走行のカギとなります。

<摩耗チェックは命を守る>

タイヤの残り溝が1.6mm未満になると、法的に使用できない状態となります。
それ以上に危険なのが、スリップサインが出ているにも関わらず走行を続けることです。
雨の日の制動距離が大幅に伸びたり、ハイドロプレーニング現象を起こしやすくなったりと、事故リスクが一気に高まります。

溝の深さだけでなく、サイドウォールのひび割れや偏摩耗の有無も重要なチェックポイントです。
車の使用状況や走行距離によって劣化具合は変わるため、定期的な点検を欠かさないようにしましょう。

<自分でできるチェック方法>

空気圧はガソリンスタンドやカー用品店の無料サービスを活用できます。
また、タイヤの摩耗状態は10円玉を使った簡単な方法でも確認可能です。
10円玉を溝に差し込み、表面の「平等院鳳凰堂の屋根」がはっきり見えるようなら交換時期が近いサインです。

ただし、見た目で判断しにくい内部劣化や偏摩耗は、プロでなければ気づけないこともあります。
半年に一度は整備工場で点検を受けるのが安心です。

<まとめ>

夏はタイヤにとって過酷なシーズン。
空気圧や摩耗を放置すると、重大事故や余計な出費を招きかねません。
家族や大切な人を守るためにも、日頃からの点検・管理が欠かせないのです。

ロータス京都では、空気圧点検や摩耗チェックをはじめ、最適なタイヤ選びや交換サービスもご提供しています。
ドライブ前に不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

<ロータス京都>
https://lotasclub-kyoto.com/

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